薬の効かないタイプの統合失調症への対策方法

 薬の効かないタイプの統合失調症は、最も困難なものかと思います。ここでいう薬の効かないタイプのものとは、最終手段であるクロザリルすら効かなかった場合の統合失調症を言います。

 もし、僕個人がこのタイプの統合失調症であったなら、限界集落とは言いませんが、郊外の田舎へと引っ越しをしていたと思います。

 何故かというと、薬を飲まずに幻聴を抑えるには、いかにドーパミンを抑えられる環境に身を置けるかが勝負となるためです。もちろん自分で幻聴に気づくことが出来ないので、リアルな被害への対応をするために田舎に引っ込むという考えをしたのじゃないかな?という想像です。たとえ被害妄想に気づいたとしても、自分でどこまでが妄想なのかが分からないので、いつでも臨戦態勢になってしまい、ドーパミンをガンガン出してしまいますから、その場合でも田舎に引っ込んだと思います。

 問題はその時の生活・収入です。生活保護が貰えれば何の問題もないので、その場合を除くと農業、林業など体を動かす職種が良いのではないでしょうか。リモートワークを主体に考えても良いかもしれません。ただ、僕はIT業界に居ますが、フルのリモートワークは高い技術力があって初めて成り立つものです。今の僕でも届いていません。

 本題に戻りましょう。薬の効かないタイプの統合失調症の方を見かけた場合、またはコンタクトを取った場合、基本的に妄想に対して肯定も否定もしないようにしてください。肯定すれば妄想が進んでしまいますし、否定すれば(極度の興奮状態にある)統合失調症の方が何かしらの行動をするかもしれないためです。

 基本的には、「私にはその被害が分からないが、その被害によって貴方がうつ病、興奮していることは分かる、病院へ行こう」というのが良いかと思います。統合失調症の方への共通対応ですね。

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コメント

  1. 木村 より:

    初めまして。ブログを少し読ませて頂きました。
    元妻、がおそらく統合失調症です。本人は自覚は無いと思われるのと
    極度に精神科に行くことを拒みます。薬もちゃんと飲む時と飲まないとき、お互いに揉めて過剰摂取になる時が、過去何度もありました。今はもう半年くらいは薬は飲んでいません。本人は完治したと思ってます。保健所へ相談に行きましたが、精神科の先生の対応がイマイチで、すぐに治療に向かわせる感じではありませんでした。
    この様な本人の状態で、治療に向かわせる方法が何かあれば、教えて頂きたいです。
    ちなみに離婚するまでは、夫婦で揉めに揉めて、家庭崩壊状態が4年近く続いていました。離婚してからは、まだ同居していますが、大きな喧嘩は少なくなりました。
    2年ほど本人は仕事もしてませんし、1年ほど前から盗聴されてるとか、数字に対する執着、最近はスマホに大きな声で話しかけてますし、私の話の切り出し方も下手なので、手がつけられず、いつまでこの状態が続くのだろうかと悩みます。

    • 家猫 より:

      コメントありがとうございます。
      精神科の病院を変えた方がいいように思います。
      そこまで進んでいるのであれば、クリニックや小さい病院ではなく、大きな精神科病院に入院していただく流れになります。
      また、元妻の方と意思疎通が不可能であれば、区役所や警察と連携して入院措置(医療保護入院)をして頂くことになります。
      精神科の病院に相談するか、区役所の精神科の相談窓口で相談することが出来るはずですので、
      そちらに事情を説明するのが良いかと思います。
      それでも駄目な場合は家猫も検討している連れ出し屋系サービスの実施になりますが、元妻の方の症状が悪いので、
      連れ出し屋系サービスに頼らなくても、行政のサービスを受けられるように感じます。
      医療保護入院を行う場合、元夫では同意を取られるかどうかが不明ですので、元妻の方のご家族に連絡する必要があります。
      どちらにしろ、詳しくは区役所の窓口への相談をしてみては如何でしょうか?