話し合いで解決できるのは、軍事力の均衡が取れている間だけである。~ロシア・ウクライナ戦争を鑑みて~

24日、ロシアがウクライナに対して戦争を始めました。ウクライナはNATOに加入していませんので、そこからの援軍はないようです。さらに米国、英国も派兵をしないことを決めました。

つまり、ウクライナは単独でロシアと戦わなければならなくなりました。26日現在、ロシアはかなりのところまで進軍しているようですが、イギリスメディアによると、本来目的としていた条件を達成できておらず、焦っているという話が挙がっています。

ロシアの目的は親ロシア政権、現政権の排除と傀儡政権の確立とされていますが、ウクライナは選挙で大統領を決める民主主義の国ですので、仮に戦争に勝ったとしても10年ぐらいで政権は変わってしまいます。幾ら戦争で親ロシアを立てたとしても、実際の生活でロシアからの恩恵が無ければ反ロシアになるでしょう。こう考えると、日本人の僕という遠くから見るとロシアに実質的な実入りは無いように思いますが、どうなんでしょうか。ここら辺、有識者の見解も分かれているようで、ロシアは実をゲットしたとか、いやロシアは単に損したなどと複数の見方が挙がっています。

僕たちに出来ることは、日本が第二のウクライナにならないよう、一人ひとりの意識の確立と、先制攻撃能力であったり、核武装であったりするのでしょうか。悩ましいところです。今のところ岸田総理は核武装などは考えていない、この機会に北方領土を抑えようというような動きもしないようです。

うーん。バカ正直すぎると思うのですが、如何でしょうか。せめてウクライナのために、プラフ・はったり上等で、北方領土の近くに派兵するなどしても良いように感じるのですが…そうすれば、ロシアは軍隊の一部について北方領土に展開させなければならないので、非常にウクライナの助けになるように感じています。平和ボケでしょうか。

今回、最も強く感じたことは、話し合いで解決が出来るというのは、両者の力が均衡していることを前提としているということです。片方が十分に弱ければ、話し合いなど不要という悲しい現実です。それをロシアは力で示しました。

とにかく一日も早い戦争の終結を望むばかりです。

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