マイニング。かつて男たちは仮想通貨の熱意に誘われ、ひたすら仮想通貨の発掘にまい進していました。彼らが発掘していたのは、初期はビットコインでした。
しかし、ビットコインは時代の趨勢と共に、発掘が難しくなってしまいました。企業が参入し、個人ではビットコインを見つけることが出来なくなったのです。
そこで個人はイーサリアムの発掘に切り替えました。イーサリアムであれば、個人でも発掘でき、電気代以上の利益を稼ぐことが可能だったからです。
しかしイーサリアム発掘のために電気がかさむことを問題視した環境団体は、イーサリアムにPoS化を請求しました。イーサリアム運営団体もこれを飲みました。
PoS化というと良く分からないかもしれませんが、要するにマイニングではイーサリアムは発掘できなくなってしまったのです。
その運命の日は1度2度と先延ばしされたものの、とうとう2022年10月に施行されました。
とするとどうでしょう。「イーサリアムが発掘できなければ他の通貨を発掘すればいいじゃない」そう思うでしょう。家猫もそう思っていました。
しかし、イーサリアム以外の通貨の発掘をしても、電気代とトントンということが分かりました。ていうか危険性などを考慮すれば普通に赤字です。
はい、もうお分かりですね?マイニングのオワコンです。9割以上のマイナー(マイニングをする人)が、グラボを販売し、マイニングから撤退しました。今は、物好きなごくごく一部の有志が、ごくごく一部の仮想通貨をマイニングするだけになりました。
家猫も同様で、まだマイニング機材は残っていますが、もう儲けることは出来なくなりました。
ということで、マイニング狂騒曲は終わりを迎えました。
この機材、どうしたら良いのだろう…(笑)
以上、マイニングの総括でした。