みなさまおはようございます、こんにちは、こんばんは。家猫(兄)です。
あおぞら銀行が2月1日・2月2日の2営業日で11%ほど下落しています。1日についてはストップ安です。理由はアメリカ不動産向けの融資について追加引き当てなどにより、業績の見通しが240億円の黒字から280億円の赤字となったことから、あおぞら銀行の魅力であった高配当が崩れ、無配当となったためと考えられます。
あおぞら銀行は、低PER・PBRであったため、自分も一度は購入を検討した銘柄でした。本当に購入しないで良かったです。みんかぶの評価やアナリストの売りの判断に助けられました。ありがとうみんかぶ、ありがとうアナリスト。
今、当時の記事を見直しましたが、どういう訳だか四季報・業績に対する記述がありません。もしかしたら見ていなかったかもしれません。これは良くないです。当時の私はまだまだ見るところが浅かったようです。が、業績を見ていなくても、高配当銘柄にはこういうリスクを含んだ上での高配当であることが多いことは理解していたようです。不幸中の幸い、というところでしょうか。
あおぞら銀行は新NISAで第3位に入るほど人気の銘柄となっておりますので、これで損をした新規参入組も多いと考えられます。安易な株の売買に対する警鐘としたい出来事です。
問題は、このあおぞら銀行を追い込んだアメリカの不動産市場の問題について、当該影響が他の銀行に波及するのか?ということですが、現時点では波及していないようです。しかし、もし波及するのであれば、三井住友銀行の株を100株ほど保有している私の資産も相当なダメージを負うことになりそうです。
逆に、銀行株を安く買いたい方にとっては千載一遇のチャンスになるかもしれません。底を当てるのは簡単ではありませんが、割安になることは間違いありませんから。