マリエの枕営業告発に思うこと。

敬称略。マリエの告発は、島田紳助のテレビ番組を見ていると、明らかに島田紳助さんのお気に入りの芸能人の出が良いので、ある程度は信頼できそうだなって感じる。言ったらなんだけど、恐らくほぼ真実だろう。客観的証拠は存在しないが、事実を推定できる客観的事実はある。島田紳助が引退する間際、「仕事を餌に抱こうとしたが、マリエが靡かなかった」という、ほぼ同一の話を書いた週刊誌があったからだ。

ただ、マリエの告発は媚を売るしかない中堅芸人の悲哀を感じさせて悲しい。あの当時の島田紳助が、周囲に人がいる状態で「おい、お前を抱くぞ!」と言ったとき、誰が反対できるだろうか。ダウンタウン松本ぐらい大物であれば、「兄さん、それはあきまへんで」と言えただろう。しかし、実際にその場に居たのは出川ややるせなすである。そんなことを言えば、明日から干されることが目に見えている。

出川は電波少年で自分自身もケツを掘られたことがある。芸能村で、それを笑いにしか出来ない立ち位置だから、この手の人にまっとうな感性を求めると、まっとうな感性を得た瞬間に自殺しかねない怖さがある。出川は仕事に対して、どんなことでも受け入れる強さを持っている。だから、出川は自身の感性で、マリエに枕営業を薦めたのだろう。「マリエ、ここは大事な分岐点だ。間違えると干されることになるよ、大したことじゃないよ、みんなやってることだよ」と。

しかし、10代の、しかもお金持ちの令嬢であるマリエに、その優しさは通じなかったし、裏切られた思いが強かったのだろう。そして10年以上過ぎた今、マリエの恨みの矛先が島田紳助ではなく、出川などの中堅芸人に向くのもまさに人間の性の悲哀を感じさせる。どこまでいっても悲しい物語である。

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