【解答】
実際に3回連続して送信し、どの場合に復元でき、どの場合に復元できないかを考えれば良い。正しく送付できた場合を正、失敗した場合を失とする。
正・正・正 0.9×0.9×0.9 どの数字も同じなので修正なし・正
正・正・失 0.9×0.9×0.1 1回目・2回目の多数決によって修正される・正
正・失・正 0.9×0.1×0.9 1回目・3回目の多数決によって修正される・正
失・正・正 0.1×0.9×0.9 2回目・3回目の多数決によって修正される・正
正・失・失 0.9×0.1×0.1 2回目・3回目の多数決によって誤り送付・失
失・正・失 0.1×0.9×0.1 1回目・3回目の多数決によって誤り送付・失
失・失・正 0.1×0.1×0.9 1回目・2回目の多数決によって誤り送付・失
失・失・失 0.1×0.1×0.1 1回目・2回目・3回目の多数決によって誤り送付・失
ビット誤り率を計算するので、結果が失となっているところの確率を求めれば良いから、
0.9×0.1×0.1 + 0.1×0.9×0.1 + 0.1×0.1×0.9 + 0.1×0.1×0.1 =
0.009 + 0.009 + 0.009 + 0.001 =
0.028
何パーセントか?と聞いているから、単位を直して、2.8%となる。
なお、場合の数について、正・失の2通りが3回あるから、2x2x2=8回となり、全部で8通りであることを確認すると、漏れを無くすことが出来る。