統合失調症あるある③統合失調症によるうつ症状をうつ病だと勘違いする

こんばんは、家猫です。最近ネタが無いので統合失調症あるあるを記述してみます。今日紹介するのは「統合失調症によるうつ症状をうつ病だと勘違いする」あるあるです。

このブログでも何度か記載していますが、統合失調症の症状は①幻聴、幻覚、幻視などが起こる「陽性症状」と、②元気が無くなる、うつ症状が起こる「陰性症状」と、③頭の回転が悪くなる、記憶力が無くなるなどといった「認知機能障害」の3つがあります。

そのうちのうつ症状が起こる陰性症状は、殆どうつ病と変わらないと言います。僕自身、陰性症状によるうつ症状をうつ病と勘違いしていました。統合失調症によるうつ症状はセロトニンの出が良すぎることが直接の原因だと思いますが、うつ病によるうつ症状はセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの出が悪いことが直接の原因だと聞きました。丁度のところで抑えないと、人間は調子が悪くなるのですね。

まぁ、患者レベルで考えると、そもそも両者の違いをまとめたところで、そのことに意味はありませんので、言葉遊びに過ぎないかもしれませんね。どちらにしろ働けないことに変わりありませんから。医師であれば、処方箋に関係してくるので、両者の違いは重要でしょうが、患者レベルで言えば差は無いことになります。

さらに言えば、統合失調症の薬の大部分はうつ病でも使われますので、結局ドーパミンの量とセロトニンの量が大事になることに変わりはありません。薬の分量が少ない場合はうつ病、多い場合は統合失調症になります。エビリファイであれば、うつ病であれば0.5㎎など極小の投与になりますが、統合失調症だと3㎎~になります。抗精神薬は、量が少ないとドーパミンなどの出を増やしてくれ、量が多いと逆にドーパミンなどの出を少なくするためですね。

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