統合失調症と散歩のすすめ2

 僕は統合失調症の方に散歩をおすすめしています。統合失調症になってから「体を動かすのが良い」と聞き、散歩、筋トレ、水泳、キックボクシング、バトミントンなど幾つかのスポーツを行いました。

 その中で最も効果があったのが散歩です。散歩の効果を10とすると、キックボクシング5、バトミントン5、水泳3、筋トレ2というところです。陰性症状(認知機能など人が人である機能の衰え、やる気の減衰、記憶力の低下)の改善に明らかに効果があります。僕個人の体験で言えば、資格の勉強が出来る程、やる気が復活したのは大きいです。やる気さえ復活すれば、認知機能や記憶力については教科書を2度3度読めば理解できますので、量でカバーすることが出来ます。

 散歩の時間は、長ければ長い程良いですが、実際には1日に6000歩(1時間)~10000歩(1時間40分)を目安にすると良いかと思います。絶対に毎日歩かなければならないのではなく、2日~3日に1回ぐらいのペースでも十分です。

 ただし、特に散歩について、陽性症状の出ている方にはおすすめしていません。いくら幻聴、幻覚、幻視だと分っていたとしても、外を歩けば人に会いますので、そのたびに気分を害していてはストレスになってしまいます。散歩によるプラスの効果とストレスの発生によるマイナスの効果は、相殺されて結果マイナスに向く体感です。陽性症状が出ている場合は、先に投薬により無くしてから、陰性症状の解決のために散歩をするという流れが良いかと思います。

 もし陽性症状が出ている方で散歩を試したい方は、深夜にやるのがおすすめですね。深夜であれば物音がしませんので、幻聴も起きにくいと思いますし、人に会いませんのでストレスが生まれません。ただ、これも男性に限定されますね。夜の徘徊は女性にはおすすめできません。

【追記】

 過去の記事を見ていたところ、ほぼ同名の記事を見つけました。ですので散歩のすすめは2度目になるようですね。それだけ僕は散歩で改善があったということなのでしょう。

 

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