都内の安アパートで独り暮らしをしている巨乳眼鏡魔女のマヤさんと、魔女をマヤさんのネタだと思ってる東北在住の漫画家志望・豆山の二人の遠距離スカイプを楽しむ、深夜ラジオを聞くような感じを受ける漫画です。
基本的に話のベースはマヤさんの行動にツッコミを入れる豆山で構成されていますが、豆山も性根のところは優しいので、それとなく逃げ道を用意してくれています。お互いがお互いを必要としているのが伝わります。
見どころはマヤさんが魔法を使って、豆山が寝入ったらベッドに入れてあげたり、花びらを転送したりして、ふんわりと助けるところ。魔法を使うと、マヤさんはお腹を下すという微妙なダメージを受けるのですが、豆山が好きなのでデメリットを顧みず助けます。マヤさんはガチレズではありませんが、少し百合が入っています。豆山に対する心の持ち方が同姓のそれなのか怪しいです(笑)。優しい心が優しい心を育てる漫画です。
残念ながら、何かしらの理由で打ち切りになってしまったのです。余りに平和すぎて安心してしまい、票が伸びなかったのでしょうか…残念です。アマゾンのレビューでは60票以上の投票、星4.5以上と、かなりの高評価なので、僕と同じように感じた方も多いようです。ただ、僕も含めて、この方たちは単行本派か、連載終了後に存在を知った方かもしれません。
打ち切りを知らせるツイート。残念です。
打ち切りまでに2.3回の連載猶予が与えられたらしく、長らくスカイプで友情を育んだ二人でしたが、温泉訪問の旅行でリアルに会う回が最終回近くにあります。この回は1巻から通して読むととても感動する回となっていますので、ぜひ見てみてください。河童・・・お前・・・。
ちなみに今(2021年3月現在)だと、アプリ「まんがほっと」で全話無料で見ることが出来ます。あとLINE漫画でも全話無料で見られたような?おすすめです。