みなさまこんにちは、こんばんは。家猫です。
今日はテクニカル指標「MACD(マックディー)」の使い方をお伝えします。MACDとは、基本となる「MACD線」と、もう一方の線である「シグナル線」の交差のタイミングで買い/売りを行う手法となります。
MACD線の使い方は簡単です。下から上へMACD線がシグナル線を交差するポイントを「ゴールデンクロス」と呼びます。このタイミングでFX/株式を購入します。逆に、上から下へMACD線がシグナル線を交差するポイントを「デッドクロス」と呼びます。このタイミングでFX/株式を売却します。たったこれだけですが、それなりに信頼性はあります。初心者でも使いやすいテクニカルで、僕も使用しています。
そして、日本語圏のブログは大体これで説明を終えますが、さらにテクニカル指標「RSI」を組み合わせることも出来ます。RSIは、今の市場が、「買われすぎ」なのか「売られすぎ」なのかを示す指標となります。その場合は、次の項目の1~3を満たす場合に買いエントリーを行います。
1.RSIが35%ラインを下回る
2.RSIが再び35%ラインを上回る(下から上に来る)
3.MACD線がシグナル線を上抜けるゴールデンクロスになる
上記の図の場合、一番下のテクニカル図がRSI、中央のテクニカル図がMACD線です。一番上の図はチャートです。中央の図のうち、黄色がMACD線、緑色がシグナル線になります。よって、下から上へ黄色が緑色と交差するポイントがゴールデンクロス、逆に上から下へ黄色が緑色と交差するポイントがデッドクロスとなります。ゴールデンクロスは2個、デッドクロスが1個あることが分かるでしょうか。ちょうどゴールデンクロスの時に撮影したものとなります。
また同時に、ゴールデンクロスの前に、RSIが35%ラインを下回っているところから、35%ラインを超えて上に上がってきていることが分かるでしょうか? よって、項目1,2,3の全てを満たすので、買い(ロング)でエントリーします。
逆に、売り(ショート)でエントリーする場合は以下になります。
1.RSIが65%ラインを上回る
2.RSIが再び65%ラインを下回る(上から下に来る)
3.MACD線がシグナル線を下抜けるデッドクロスになる
RSIが65%ラインを超えているところから下がってきており、項目1と項目2を満たします。さらにそのすぐあとでMACD線がシグナル線を下回るデッドクロスが出来ています。ですので売りでエントリーを行います。
以上、テクニカル指標「MACD」と、「RSI」の使い方でした。投資の参考になれば幸いです。