あおぞら銀行(8304)を検討してみました。お見送りです。

1株価格2707.5円、単元株数100株、予想PER13.18倍、実績PBR0.72倍、ミックス係数9.5、予想配当利回り5.69%と、家猫好みの ①割安性(PBR1.0未満、ミックス係数11.25未満) ②高配当利回り(4%以上) ③安定性(銀行という安定した稼ぎ方) を満たした銘柄ですので、検討してみました。

まず、SBIの分析は財務健全性3.0、収益性2.0、割安性2.0、安定性10.0、株価モメンタム2.0。あんまり良くないですね。株価モメンタムが悪いのは気になりませんが、収益性が低いのは気になります。財務状況を確認すると、経常利益も純利益も安定的ながらも横ばい、たまに凸凹ありでした。普通の銘柄ですね。さらに、みんかぶでの評価について、目標株価は2501円で「売り」、株価診断は「割安」、個人予想は「売り」、アナリストも「売り」になっています。

うーん。全体的に渋いですね。割安性、高配当利回り、安定性は満たしているものの、それ以外の購入要因が無いように思います。GMOと組んだ「GMOあおぞらBANK」はネット銀行として、なかなか良いサービスをしているように感じていたのですが、実際の契約増には結びついていないようです。配当金の支払いがクォータごと、すなわち3ヶ月に1回というのは優れているのですが、それだけで購入するのは木を見て森を見ず、というところでしょう。

悪くはないのですが、今の日本株の環境では割安で高配当な銘柄、特に銀行株は他にもあるので、あおぞら銀行でなくてもOKかな? と感じます。GMOあおぞらBANKがネット銀行として優れているのは間違いないですが、ゲームチェンジャーになるかというと「?」ですので、家猫的にはお見送りの方向で問題ないでしょう。


【ネット銀行について】

ネット銀行(オンライン銀行)は、インターネットを通じて主に金融取引を行う銀行のことを指します。従来の銀行と比較して、ネット銀行はオンライン上で口座開設や預金、送金、ローン申請などの金融取引を行うことができます。以下に、ネット銀行に関する一般的な情報を提供します。

  1. オンラインサービス: ネット銀行は、ウェブサイトやモバイルアプリを通じて、顧客が自宅やオフィスなどの場所から24時間いつでもアクセスできるオンラインサービスを提供しています。顧客は、預金口座の開設や解約、資金の送金、口座残高や取引履歴の確認などを自分自身で行うことができます。
  2. 低コスト: ネット銀行は、物理的な支店ネットワークや大規模な従業員を抱えていないため、運営コストが低くなります。その結果、ネット銀行は一般的に低金利の預金やローンを提供することができます。
  3. サービスの多様性: ネット銀行は、預金口座や定期預金だけでなく、クレジットカード、投資商品、外国為替、保険などの金融商品やサービスも提供しています。顧客は、ネット銀行を利用して幅広い金融ニーズを満たすことができます。
  4. セキュリティ対策: ネット銀行は、顧客のプライバシーやセキュリティを保護するために高度なセキュリティ対策を講じています。一般的なセキュリティ機能には、暗号化通信、二要素認証、セキュリティトークンなどがあります。
  5. 顧客サポート: ネット銀行では、顧客サポートをオンラインまたは電話で提供しています。顧客は、質問や問題が発生した場合に専門のサポートスタッフに連絡することができます。

ネット銀行は便利な金融サービスを提供する一方で、一部の人々にとっては対面サービスの欠如や現金の取り扱いの難しさが課題となる場合もあります。また、各国や地域によってネット銀行の提供範囲やサービス内容が異なる場合があるため、利用を検討する際には該当する銀行の公式ウェブサイトや利用規約を確認することをおすすめします。

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