共栄製鋼（5440）を検討してみました。注目リスト入りで、株価を確認することにします。

1株価格1973円、単元株数100株、予想PER7.15倍、実績PBR0.48倍、予想配当利回り3.55％と割安＆高配当利回りな銘柄です。SBIの分析は、財務健全性7.0、収益性10.0、割安性10.0、安定性5.0、株価モメンタム10.0になっています。非常に高いです。

財務状況について、売上高は完全な右肩上がりと言う訳ではありませんが、正の相関があるのは間違いありません。ただ純利益が上がったり下がったりしていますね。色々と手を出すために、純利益が上がりにくい会社なのかもしれません。

直近の業績は対会社予想進捗率111.1％と、目標を達成しています。素晴らしいです。

しかし、みんかぶでの評価を見ると、目標株価は1956円で「売り」、株価診断は「割高」、個人予想は「売り」、アナリストは「中立」になっています。

SBIでの分析とみんかぶでの評価が相反するものとなっています。どちらを信じるべきでしょうか？　実は、これはどちらも正しいのです。鉄鋼業は割安な銘柄が多く、その銘柄で比較すると割高になる（みんかぶ）ものの、全銘柄での絶対評価を行うと、大幅な割安になる（SBIの分析）、というカラクリです。

国内鉄鋼43％、海外鉄鋼53％と、海外で勝っていることは買いの材料の一つですが、急いで買う必要があるかというと、そこまででもないような？　JFEホールディングスもかなり割安で放置されていますしね。最近、日本株価は低迷しているので、じっくり銘柄選びを行いたいところです。

ということで、家猫的には注目リストに入れて、株価が下がるのを待つことにします。みんかぶの目標株価を下回る状態になったら、JFEホールディングスと比較して、どちらかを購入するような動きをしようと思います。

共栄製鋼株式会社（5440）は、日本の製鋼会社です。以下に、共栄製鋼についての一般的な情報を提供しますが、最新の情報については公式ウェブサイトや金融ニュースなどを参照することをお勧めします。

共栄製鋼は、主に鉄鋼製品の製造・販売を行っています。主要製品には、建築用鋼材、自動車用鋼材、産業機械用鋼材などがあります。また、鉄鋼加工や鋼材の供給も行っています。
本社は大阪市北区にあり、日本国内外で製造拠点を持っています。また、海外にも事業展開しており、アジアやアメリカなどで販売活動を行っています。
共栄製鋼は、高品質な製品と技術力により、自動車産業や建築業界などに幅広く製品を供給しています。自動車用鋼材では、耐衝撃性や耐久性などの要求が厳しい状況に対応した製品を提供しています。
また、環境への配慮も重視しており、省エネルギー技術やリサイクル技術の開発にも取り組んでいます。持続可能な社会の実現に向けた取り組みも行っています。
株式市場での共栄製鋼の銘柄コードは「5440」で、東京証券取引所の一部上場企業です。株主には主に個人投資家や機関投資家が含まれています。

最新の財務情報や業績については、公式ウェブサイトや金融情報サイトなどで確認することをおすすめします。また、投資に関する意思決定を行う際には、専門家の助言や自身のリサーチを行うことが重要です。