NISA枠で21年11月に購入した三井住友フィナンシャルグループ(8316)をもういちど検討してみました。既に所有していますが、今購入するならば、の視点で検討します。
予想PER9.92倍、実績PBR0.65倍、予想配当利回り4.1%の割安&高配当な銘柄です。SBIの分析は財務健全性7.0、収益性4.0、割安性5.0、安定性10.0、株価モメンタム5.0です。銀行の中でも特に安定していると評価されているようですね。財務状況は、経常収支は上がったり下がったり、若干の正の相関? 右肩上がり? というところですが、純利益の方は安定的に成長しています。これが安定性が評価されている理由のようですね。
一方、みんかぶでの評価は、目標株価6258円で「買い」、株価診断は「割高」、個人予想は「売り」、アナリストは「買い」と判断が分かれています。
実績PBRからすると割安(SBI)ですが、過去と比較すると割高になる(みんかぶ)という銘柄ですね。みんかぶは過去の株式データからも比較していますので、今の上がり調子の相場から考えると、過去のような価格では購入できないと考えられるので、割安であると捉えて良いと思います。
また、業績は安定しているのですが、株価が安定しているかというと違います。三井住友フィナンシャルグループは、海外の影響を受けやすい銘柄となっています。海外のどこかの銀行が破綻、または破綻しそういというニュースが入ると、銀行株の中でも特にだだ下がりする銘柄です。
長期保有を前提にするのであれば今すぐ購入しても良いですが、お得に購入するタイミングがあるといえばある銘柄です。じっくり待って、金融不安が起きたときに購入するのも良いでしょう。
どちらにせよ、今でも割安&高配当な銘柄ですので、家猫は現時点での条件でも「買い」と判断します。
三井住友フィナンシャルグループ(Mitsui Sumitomo Financial Group, 略称:SMFG)は、日本の大手金融持株会社です。SMFGは三井住友銀行(Sumitomo Mitsui Banking Corporation)を中核とする金融グループであり、様々な金融サービスを提供しています。
以下に、三井住友フィナンシャルグループの特徴や事業内容についての情報をまとめました。
業務領域: 三井住友フィナンシャルグループは、銀行業務を中心とした金融サービスを提供しています。主な事業領域には、預金・融資、資産運用、証券、保険、リース、クレジットカードなどがあります。
子会社: SMFGは、三井住友銀行をはじめとする様々な子会社を持っています。これらの子会社は、金融サービスの提供や関連業務を担当しています。例えば、三井住友信託銀行、三井住友DSアセットマネジメント、三井住友海上火災保険などがあります。
グローバル展開: 三井住友フィナンシャルグループは、日本国内外で広範な金融サービスを提供しています。海外展開においては、主にアジア地域を中心に事業を展開しています。シンガポール、中国、インドネシアなどで子会社や現地法人を持ち、現地の顧客に金融サービスを提供しています。
技術革新への取り組み: SMFGは、金融技術(フィンテック)やデジタル化への取り組みにも力を入れています。顧客ニーズに合わせた新しいサービスやビジネスモデルの開発を進め、より効率的で便利な金融サービスを提供することを目指しています。
持続可能な経営: 三井住友フィナンシャルグループは、環境・社会への貢献や持続可能な経営にも取り組んでいます。ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を重視し、持続可能な金融商品や投資サービスを提供することで、社会的な価値創造に貢献しています。
三井住友フィナンシャルグループは、日本国内外で幅広い金融サービスを提供する大手金融持株会社です。顧客ニーズの変化やテクノロジーの進歩に合わせて、新たなサービスやビジネスモデルの開発を行い、持続可能な経営を目指しています。