現状のHPC(High Performance Computing)マシンの構成を、次の条件で更新することにした。更新後の、ノード数と総理論ピーク演算性能はどれか。ここで、総理論ピーク演算は、コア数に比例するものとする。

【問題】

現状のHPC(High Performance Computing)マシンの構成を、次の条件で更新することにした。更新後の、ノード数と総理論ピーク演算性能はどれか。ここで、総理論ピーク演算は、コア数に比例するものとする。

〔現状の構成〕

・一つのコアの理論ピーク演算性能は10GFLOPSである。

・一つのノードのコア数は8個である。

・ノード数は1,000である。

〔更新条件〕

・一つのコアの理論ピーク演算性能を現状の2倍にする。

・一つのノードのコア数を現状の2倍にする。

・総コア数を現状の4倍にする。

【解答】

一つのコアの理論ピーク演算性能を現状の2倍にする → 20GFLOPSにするということ

一つのノードのコア数を現状の2倍にする → 16個にするということ

総コア数を現状の4倍にする → 現状の総コア数を計算する。

ノード数は1000、一つのノードのコア数は8なので、現状の総コア数は8000になる。これを4倍にするということは、更新条件では総コア数は32000になる。

また、1ノードのコア数を8個から16個にするということは、更新条件では、ノード数をxとすると、x・16=32000が成立する。

よって、ノード数xは2000個であることが分かる。

よって、ノード数2000、一つのノードのコア数16、一つのコアの論理ピーク演算性能は20GFLOPSであるから、総理論ピーク演算は、

2000・16・20GFLOPS = 640000GFLOPS

= 640TFLOPS

となる。

※ノード数を計算するまでもなく、総コア数32000と、1コアの理論ピーク演算性能20GFLPSを掛け合わせて答えを出した方が早いです。

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