【解答】
「与えられた従業員番号がこの表に存在しない確率をaとする」ということは、「与えられた従業員番号がこの表に存在する確率」は1-aとなる。
また、全体の平均比較回数は
与えられた従業員番号がこの表に存在する確率・平均比較回数
+
与えられた従業員番号がこの表に存在しない確率・平均比較回数
で表すことが出来る。
ここで、n件のデータを線形探索法で検索する場合、平均比較回数はデータの中に従業員番号が存在する場合と、存在しない場合でそれぞれ異なり、従業員番号が存在する場合の平均比較回数は、
(1+n)/2 と表すことが出来る。
一方、従業員番号が存在しない場合の平均比較回数は
n と表すことが出来る。
さらに、従業員番号が存在する場合は1-a、従業員番号が存在しない確率はaであるから、
(1-a)・(1+n)/2 + a・n
となる。