ENEOSホールディングス（5020）を本日売却しました。
あと１週間で配当という株式なので、今は高値圏にあると考えられますが、それでも485.2円程度なので、思ったほどは伸びなかったかな？ 100株のみの購入なので、プラス１０００円というところです。税引き後は８００円ぐらいでしょうか。6月末まで所有していれば配当金が２２００円入る株でしたが・・・いかんせん、その分だけ下がるのが株というものですね。
高配当投資株として見ると、とても優秀な株式です。予想PER8.13倍、実績PBR0.51倍、配当利回り4.53％と優れている株式です。財務状況は21年に落ち込んだものの、そのあとは右肩上がり。予想も悪くはありません。本来ならば、もっと高い価格で売却されてもおかしくない銘柄です。実績PBR1.0割れどころか0.51倍とか喧嘩売ってるレベルです。
ですが、やはり本業が石油という業態そのものが敬遠される理由でしょうか？自動車は完全に電気に変わる、とまではいかないものの、２０３５年には全車種最低でもハイブリッドになり、そのあとも電気だったり水素だったりに圧されるだろう、と考えるトレーダーが多いのでしょう。
こういう株式を見ると、ファンダメンタル投資だけでは辛いものがありますね。株はやはり美人コンテストのきらいがある。じゃあ、inpexはどうなんだとか考えられますからね。あっちは工業系だから良いのだ、ということでしょうか。
家猫的には、別に今になって、急いで売却する必要は無かったのですが、配当前のこの段階でも動きが無さ過ぎたので、念のための売却です。つまり、配当後にだだ下がりするんじゃないか？ という恐怖心からの行動です。貰えるものは貰っておけば良いと考える人も多いでしょうから。さて、この行動は正しいのか正しくないのか。それはやっぱり神のみぞ知るところでしょう。
ふと思ったのですが、家猫の株式トレードは１日に左右されるものではなく、長期的に見て利益を稼ぐ、というものなのですが、株主の間では珍しいのでしょうか？ ツイッターを見ていると、移動平均線だとか、ボリンジャーバンドだとかのテクニカルを元に色々とやっている方が目に入ります。そういった方々の分析は非常に難しくて、何を言っているのかいまいち分からないことがあります。いつか、何を言っているのか分かるようになるのでしょうか。自身の不勉強を呪うところです。