仕組み債に手を出したらダメだよ~。

ニュースここから

顧客軽視で利益優先 千葉銀などに改善命令

~略~

高金利をうたう仕組み債は、比較的高い手数料が得られる金融商品だ。経営環境が悪化する中、多くの地銀は新たな収益源として飛びついた。千葉銀などは顧客の投資経験を十分に配慮することなく販売を積み重ねた。

ただ株価下落などで元本割れする恐れがあり、金融庁は関連する報告書で「中長期的な資産形成を目指す一般のニーズに即した商品にふさわしいとは考えにくい」と懸念を示している。

~略~

https://news.yahoo.co.jp/articles/d0b421a111ac70cc2e32a9b371ed9a8f8e4b9b81

ニュースここまで

ええ、もう中身を見るまでもないですね。顧客にリスクを説明することなく、仕組み債を販売しているとして千葉銀行などに業務改善命令が出ました。

家猫のような投資初心者は、仕組み債のようにゴチャゴチャしているものは手を出さない、で良いと思うんですよね~。仕組み債で儲けたっていう良い話聞かないし。逆にクレディスイスの仕組み債で大金を失ったとか、悪い話はガンガン聞きますから、手を出さないでOKだと考えています。銀行から見て、仕組み債の販売はノーリスク・ハイリターンですが、顧客から見るとハイリスク・ノーリターンな商品ですから、そもそも顧客としては近寄ってはいけないのです。

株価的には…あまり反応無いですね。業務改善命令ですから、殆どの投資家は無視でOKと思っているのでしょう。これで売るようなら、そもそも、その人は銀行というカテゴリーに投資をしてないでしょうからね。家猫もそこまで潔癖ではありません。

まぁ、とは言えど、ア〇ルビ〇ンぐらいまで容赦ないお金の稼ぎ方をするならば流石に敬遠します。それぐらいのモラルは持っていたりします。近江商人の三方ヨシの考えがそのまま通用するほど現代社会は甘くありませんが、なんだかんだ言って伸びる企業は一部であっても三方ヨシを実現していますので、そういう企業にこそ投資したいものですね。

そういえば、SBI証券もたまに仕組み債の販売をしていますが、アレも同様に乗らないほうが良いと考えています。良い仕組み債は存在しない、ぐらいでOKなんじゃないかな~。


仕組み債(Structured Note)は、金融商品の一種です。通常、債券と派生商品(デリバティブ)の特徴を組み合わせた複合的な商品です。

仕組み債は、発行体と投資家との間で契約される金融商品であり、通常は銀行や金融機関が発行します。基本的な仕組みは、投資家が発行体に一定の金額を貸し付け、一定期間後に元本と利息を返済してもらうという債券の特徴を持っています。

しかし、仕組み債は債券にデリバティブ要素が追加されているため、様々な特殊な特徴を持つことがあります。例えば、株価や為替レート、商品価格などの指標に連動した利息や元本の返済を行う場合があります。また、先進的な仕組み債では、ヘッジファンドの戦略やオプションの要素などを組み込んだ複雑な構造を持つこともあります。

仕組み債は、投資家にとってはリターンの向上やポートフォリオの多様化の機会を提供する一方で、リスクも高い場合があります。価格の変動性やデリバティブの複雑さにより、投資家は潜在的なリスクを理解し、購入する前に注意深く検討する必要があります。

仕組み債は、投資家のニーズに合わせて多様な形態が存在します。一部の仕組み債は公開市場で取引され、一部はプライベートプレースメント(非公開の購入)として提供されることもあります。

ただし、仕組み債は複雑な金融商品であり、個々の商品については詳細な調査と専門知識が必要です。投資する際には、金融アドバイザーとの相談や情報の収集を行うことをおすすめします。

↓クリックしていただけると励みになります↓
にほんブログ村 株ブログ 株日記へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする