【問題】
正の整数Mに対して、次の二つの流れ図に示されるアルゴリズムを実行したとき、結果のxの値が等しくなるようにしたい。aに入れる条件として正しいものはどれか。
開始
┃
1 → x
┃
演算 n:M,-1,1 (変数名、初期値、増分、終値を示す)
x・n → x
演算
┃
修了
開始
┃
1 → x
1 → n
┏━━━━━━━┓
x・n → x ┃
n + 1 → n ┃
a ━━ NO ━┛
┃YES
終了
ア.n<M イ.n>M-1 ウ.n>M エ.n>M+1
【解答】
記号のままだと考えるのが難しいので、M=3として実際に代入してみる。
すると、上の図は
1・3 → 3(=x)
3・2 → 6(=x)
6・1 → 6(=x)
を
行っていることが分かる。このx=6に等しくなるように、下の図を行えばいいので、実際に代入すると
1・1 → 1(=x)
1+1 = 2(=n)
aの判定でNO
1・2 → 2(=x)
2+1 → 3(=n)
aの判定でNO
2・3 → 6(=x)
3+1 → 4(=n)
aの判定でYES
となり、最後のaの判定でYESが成立すれば良いから、4>3、すなわちn>Mのウが成立すれば良いことが分かる。