私の夫は冷凍庫に眠っている【1巻~2巻・完結】

「私の夫は冷凍庫に眠っている」という作品なのに、僕は「私の夫は冷蔵庫に眠っている」だと勘違いしていました。作中では冷凍庫が頻繁に出てきますので間違えようがないのですが、それでも普通に勘違いしていました。人間って不思議ですね(笑)…いや人間でなくて僕があほなだけかもしれません。

本題に戻しましょう。「私の夫は冷凍庫に眠っている」は、アプリ「マンガワン」で連載していたホラー・サスペンス漫画です。DVを苦にした主人公が、夫を殺して冷凍庫に入れて自由になったのに、次の日に夫が普段通り寝室から起きてきて…!?というサスペンスです。原作は小説で、それをコミカライズしたものになりますが、オチは小説と漫画で異なるもののようです。さらにドラマ化もされるそうで、中々の人気を博しています。

ですが、漫画版についていえば、オチが弱かったように思います。序・破・急における序で殺した夫がピンピンしている理由は「まぁ現実的なものを抑えるのであればそれ以外ないよね」というところなのですが、それに伴って様々な秘密が明らかになり、辻褄が合い過ぎて「破」のところで何の謎も無くなってしまっています。また、サスペンスで大事な最後あたりの「急」のどんでん返しが投げっぱなしというか、事実上の放棄になってしまっているので、読後感で「あれ?これで終わり?」みたいに感じます。ちょっとネタバレになりますが、このオチだと何のために友人出てきた?っていう感じです。(小説版のオチは、この友人にも大事な役割を持たせていますので、一貫性のある物語となっています。)

漫画版は最後のオチさえしっかりと着地させれば、もっと良いエンディングになったんじゃないかなー?と思ってしまいました。惜しい、惜しすぎる作品です。

とは言え、途中までは中々にハラハラする展開ですので、お時間のある方は読んでみてください。そして僕と同じように、オチの惜しさについて残念がりましょう。

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