年金運用2兆9000億円の黒字。3年連続。トータルの運用資産総額は200兆1328億円。
恐ろしい数字です。まぁ、種銭の次元が異なるので当たりまえの話かもしれません。実質的な運用利回りは22年間の平均で3.59%と、そんなに危険を背負ってやっている訳ではなく、固く運用しているように見えます。何にせよ黒字は良いことです。なんせ、年金運用は黒字の間は誰も何も言いませんが、赤字になるとこれでもかと叩かれる運命にありますからね。
トータルの運用資産総額は分かりますが、種銭は幾らなんでしょうね? あと、どの銘柄にどれくらい投資しているのかも見られたら面白いのですが… なかなか難しいかもしれません。国は秘密主義ですから。もし分かってしまうと、その銘柄への悪影響になる可能性もあります。一応、運用益については国内株式2兆7288億円、外国株式が1兆1327億円と分かっていますので、固く投資していることと合わせると、恐らくはそのままこれが投資割合となっているかもしれません。
【追記】 普通に、GPIFの保有銘柄も数量もウェブサイトで公開されてました。家猫の無知で適当なことを言ってしまって申し訳ありません。トヨタ自動車(7203)、ソニーグループ(6758)、キーエンス(6861)、スミダコーポレーション(6817)、イー・ガーディアン(6050)、ニフコ(7988)など、2347銘柄を保有しています。
なんにせよ、ぜひともGPIFには頑張ってもらって、我々の年金受取額を少しでも増やして欲しいですね。
GPIF(Government Pension Investment Fund)は、日本の公的年金制度である厚生労働省の年金積立金管理運用独立行政法人です。GPIFは、日本の年金資産を運用し、年金受給者に持続的な収益を提供することを目的としています。
以下に、GPIFに関する基本的な情報を提供しますが、最新の情報は公式ウェブサイトや関連する公式発表を確認することをおすすめします。
目的と役割:
GPIFの主な目的は、厚生労働省の年金制度のために年金資産を運用し、積立金の適切な増加と運用成績の向上を図ることです。
GPIFは、公的年金基金の運用方針や資産配分を決定し、運用を行います。
資産配分:
GPIFは、株式、債券、短期資金など、さまざまな資産クラスに分散投資を行っています。
GPIFは、長期的な運用を重視し、長期的な持続的な収益を追求するために、株式比率を引き上げるなど、資産配分の見直しを行ってきました。
投資方針の変更:
GPIFは、過去に保守的な運用スタンスを取っていましたが、2014年に投資方針を見直し、より積極的な運用を行う方針に転換しました。
その後、株式比率の引き上げや国内外の資産クラスの多様化など、投資方針の変更を進めてきました。
環境・社会・ガバナンス(ESG)への取り組み:
GPIFは、環境、社会、ガバナンス(ESG)に配慮した運用を推進しています。
ESG情報の開示を求め、企業のESG評価を行い、ESGに優れた企業への投資を増やすなど、持続可能な運用に取り組んでいます。
GPIFは日本の年金資産を運用する上で非常に重要な役割を果たしています。しかし、具体的な投資戦略や最新の運用状況などの詳細については、公式な情報源を確認することが必要です。