「アーチェは非処女」が公式によって否定されていたことを20年間知らなかった

テイルズオブマタニティによって、何となくテイルズオブファンタジアを思い出したので、ツイッターで検索してみたら「アーチェは非処女」が公式によって否定されていたんですね。20年間知らなかったです。

アーチェ

↑ 非処女のアーチェ・クラインさん。

アーチェが非処女なのは、テイルズオブファンタジアのストーリーの中盤で、処女としか出会わないユニコーンに会う必要がでるシーンがあるんですね。そこでヒロインのミントがユニコーンと問題なく出会えるのに、アーチェはごにょごにょ言って、会えないことを自白します。

つまり、消去法によって、アーチェは非処女なのがバレてしまう訳です。当時のスタッフがなぜこのシーンを入れたのか分かりませんが、正統派ヒロインのミントに対して、若干砕けたサブヒロインのアーチェで差別化を図ろうとしたのでしょうか。ゲーム本編では、この後のアーチェの非処女や、当時の彼氏などについては、特に言及されるわけではありません。ですのでゲームをやっただけの人はアーチェ=非処女で覚えている訳です。

ですが、実はゲームの後に公式の小説が発刊されていて、そこでアーチェ自身が勘違いしていたことが書かれているそうなんです。夜、同級生と一緒にベッドで寝ただけなんですって。

後付けっぽいですね。なぜ当初は非処女扱いしたし。

続編のテイルズオブデスティニーでは、前作主人公(クレス)と共に、闘技場での隠し敵キャラとして現れるあたり、最終的にはヒロインのミントよりも人気が出たのでしょうか。

しかし公式が否定しても、20年たった今でさえ、アーチェは未だにgoogleの予測検索で「アーチェ 非処女」と表示されるほど非処女として有名になってしまいました。

アーチェは非処女であってこそ輝く!というファン層が付いているのでしょうか?

それとも20年の時間を経過してもなお、アーチェが非処女であることが許せないのでしょうか?

非常に興味深いところですが、答えが出なさそうな話なので、今日はこの辺で。

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