楽天グループ(4755)を検討した結果、買わないことにした。

楽天グループ(4755)。国内最強の経済圏、楽天経済圏を作り出した楽天グループは、当然ですが株式を公開・上場しています。

現在の株価は476.4円、 ①予想PER 評価無し ②実績PBR 0.93倍 ③予想配当利回り 0.94%。 SBI証券の分析は 財務健全性1.0 収益性2.0 割安性8.0 安定性2.0 株価モメンタム1.0 です。

みんかぶでの目標株価は715円、割安であるという株価診断であり、個人予想は「買い」、アナリストは「中立」になっています。

割安な株式には間違いありません。配当利回りが低いので、家猫の好みではありませんが、実績PBRが1.0を下回っていること、みんかぶの目標株価と現在の株価がかなり離れているので、購入を検討してみました。

しかし。四季報の財務状況を見ると、売上高は右肩上がりで問題ないものの、純利益がずっとマイナスです。これはいくない。理由は楽天モバイルですね。楽天経済圏(楽天証券、楽天市場、楽天銀行、楽天トラベル、ぐるなび?など)で稼いだお金を楽天モバイルに使用してしまっているのでしょう。

楽天モバイル自体の評価はともかくとして、楽天モバイルが基地局の建設など、継続的に経費が必要になることは間違いなさそうです。とすると、楽天モバイルが安定的になるまでは、ずっと純利益が出ないということになります。

Oh…。これはいくないですね。NTTやKDDI、ソフトバンクのように、既に設備を持っているならともかく、楽天はこれから設備を作らなければならないので、先も暗いものとなります。

先が暗い株式を売買するのは家猫の購入ルールに反するものになりますので、見送りの一択です。

※原則、家猫は株式が下がった時に利益になる「空売り」をしないことにしています。「買いは家まで、売りは命まで」もっていくのが株式市場ですから。


楽天株式会社は、日本の大手インターネットサービス企業です。主にオンラインショッピングモール「楽天市場」を運営しており、その他にも金融サービス、デジタルコンテンツ、通信サービスなど、さまざまな事業分野に展開しています。

以下に楽天グループの主な事業や関連会社について説明します。

楽天市場(Rakuten Ichiba): 日本最大級のオンラインショッピングモールで、様々な商品を提供しています。楽天市場は個人や企業が出店できるプラットフォームであり、幅広い商品カテゴリーが揃っています。

楽天トラベル(Rakuten Travel): 日本国内外のホテルや旅館の予約サイトです。ユーザーは楽天ポイントを使用して予約や支払いを行うことができます。

楽天カード(Rakuten Card): 楽天グループが提供するクレジットカードサービスです。楽天カードを利用すると、楽天ポイントが貯まるなどの特典があります。

楽天銀行(Rakuten Bank): インターネット専業銀行であり、口座開設や預金、ローン、外貨預金などの金融サービスを提供しています。

楽天モバイル(Rakuten Mobile): 楽天グループが提供する携帯電話サービスです。格安SIMカードやスマートフォンを提供し、通信サービスを提供しています。

楽天証券(Rakuten Securities): オンライン証券会社であり、株式や投資信託、FXなどの取引が可能です。

楽天グループはこれらの主要事業の他にも、デジタルコンテンツ、電子書籍、楽天モバイルの通信インフラ構築、自動車部品の製造など、多岐にわたる事業展開を行っています。

また、楽天グループは国内外に多数の関連会社を持っており、例えば、Kobo(電子書籍プラットフォーム)、Viber(インスタントメッセージングアプリ)、Wuaki.tv(映画やドラマの動画配信サービス)などがあります。

楽天グループは、インターネットを通じて多くのサービスを提供することで、顧客の利便性を向上させることを目指しています。

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