統合失調症の症状がひどい時に、奇妙な夢を見ていました。それこそ死体の山と排泄物が目の前にあふれる、色の無い白黒の悪夢です。誰かから刺される、撃たれるといった身の危険を感じるような夢ではないのですが、独特の感性から来る嫌な夢です。例えるならムカデ人間２の映画の世界です。ＳＡＷのような世界ではないです。あくまでムカデ人間２で、通常の心理状態では見ることのない夢です。なお、夢を見た後にムカデ人間２を見て、これ僕の悪夢に似ているな～と思ったので、映画の影響で夢を見たわけではないと思います。
それ以外にも、誰かから刺されるとか、誰かから逃げているのに走れないとか、夢だと分っているのに起きられないとか、体を動かすことが出来ないといった通常の悪夢を見る確率も高いです。黒い悪魔（GB）が現れる夢はよく見ました。僕はGBが苦手なので、夢に見るときついんですよね。
統合失調症の症状が良くなるにつれて、だんだんと悪夢も消えていったので安心しました。薬の効果で悪夢を見るのかと思っていましたが、薬を飲み続けている今でも悪夢を見る機会が減ったので、どうやらそうではないですね。深層心理で追い詰められているのが、夢の世界に現れているのだと思います。
僕のように「統合失調症になってから独特の夢を見るようになった」という方が居ますでしょうか？居たらコメントで、またはツイッターで教えてください。もし統合失調症による影響で悪夢を見るという流れだとすると、独特の悪夢を見るのであれば、それは統合失調症によるものではないのか？という逆の関係も成り立つかもしれません。そうならば悪夢の原因について統合失調症なのか、薬などそれ以外の理由によるものなのかの切り分けに繋がるかもしれません。
【2021年3月15日追記】医師から聞きましたが、統合失調症の方は夢の話をされる方が多いそうです。病気そのものの影響で、夢と現実の境目が薄くなっているのでしょう。判別に使えるかもしれません。