「余命10年」見ました。ストーリーは難病の女の子、まつりが同窓会でとある男性・和人と知り合い、そして葛藤しながらも段々と仲良くなって、という話です。
このお話、本当に原作者のお話なんですね。原作者の小坂流加さんは小説の発表後に亡くなっています。それを知らずに見たのですが、お話にフィクションではない、どこかしら生を?死を?諦観した感性を感じました。どこまでがフィクションでどこまでがリアルかは分かりませんが、間違いなく一部には実際に自分の身に起こったことを書いているのだと感じました。
「旅行だって、結婚だってしてみたいよ。」
「死にたくないよ。」
物語の中盤で、まつりが和人にお別れを言った後でお母さんに言う言葉です。